たまにはインテリ気取りのばけネコです。
今日のテーマは、私の一番好きなことば、「急がず、休まず」なのです。
大学院生という名のニート生活をしていたときに、たまたまぼんやり読んでいた新渡戸稲造の本に、
「Haste not, Rest not」
と書かれた書が載っておりまして。
なるほどなるほど、と思って、妙にストンときたのがこの言葉との出会いなのです。
（もとはゲーテの言葉のようです。）
私は、やりたいことがあるとき、気になることがあるとき、どうしても、目に見える結果が欲しくてたまらなくて、あるいは、そのプレッシャーをこらえきれなくて逃げたくてたまらなくて、気持ちばかり焦ってしまうことがよくあるのです。
そのくせ、追い込まれないとやらないというめんどくさがりも兼ね備えているので、しばしばキリキリしてしまって。
だから、学生時代も、貫徹して試験であと３時間！ともなると、
もう間に合わないし、眠たいしボイコットしようか…
あ、待てよ、これ落としたら留年だ…
の葛藤で、イライライライラ。
仕事でも、納期の迫っている案件がいくつも重なるとおんなじ状態で、あぁあぁあぁーーーとひとり発狂寸前。
そういうときに、私に冷静さを思い出させてくれるのが、この「急がず、休まず」なのです。
この言葉を、稲造さんがどんな思いで書として残されたのかは、わかりません。
もしかしたら読んだ本の中に書いてあったのかもしれませんが、すみません、私は一切覚えてません。（本のタイトルすら覚えていないのです。）
でも、どんなことでも、一気に全部片づけることができない以上、一歩ずつ着実にこなしていくしかない、ただそれだけなのかなぁ、と。
そうやって一歩ずつでも進んでいけば、必ず進めるのかなぁ、と。
そして、稲造さんでさえ「急がず、休まず」なんだ、と思うと、「凡人の私だってのんびりでも進んでさえいれば、進まないよりはずっといい結果になるのかな」くらいに思えるのです。
と、なぜこんなことを言い始めたかと申しますと、、、
転職活動をはじめるべくビズリーチさんとかに登録をしてみようかな、と思って登録したところ、エージェントさん（？）とやらから、
「どんどんエントリーしましょう！」（…うーん。。。）
「まずは面談しましょう！ご都合いつがよろしいでしょうか！」
（これ、行ったら外出２日分としてカウントしてもいいかな。。。）
とそれはそれはどんどん連絡がきまして。
一方で、プログラミングスクールの履修はまだまだ途中だよ…という感じで。
うーーーん、これは、私のキャパシティを超えているな、と思いまして。
ビズリーチとかへの登録とかは、まだ急ぎすぎの段階なのだろうな、と。
まずは、自分でモノを作れるひとになりたいってプログラミングの思って勉強を始めたことですし、転職サイトは追々にして、そこから少しずつ進んでいこう、と改めて思いました。
この数か月、すっかり忘れてしまいかけていましたが、
一番ストンっとくる言葉をくれた稲造さん、本の中身は覚えていなくとも、私の中では心の師なので、引き続き、私なりに、「急がず、休まず」の心で、ぼちぼち頑張ります。
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＊ばけネコ＊
