4連休でごきげん継続、ばけネコです。
おはようございます。
昨日は久しぶりに本屋さんにいってきました。
日曜の朝は、毎朝「シューイチ」という番組をみるのが好きで、
ごはんを食べたり掃除をしつつ、
たまに画面をみる、としています。
(アイドルなのにアイドルオーラがあんまりない、中丸君にもいつもツボです。)
そんなシューイチのオススメ本の紹介コーナー。
光浦靖子さんのオススメとして紹介されたのがこちら。
この表紙の色合いがすごくきれいで好みで、
思わずキュン。
番組途中で本屋の在庫チェックして、
本屋さんにいってきてしまいました。
そんなわけで、昨日はおうちでコーヒー片手に読書日。
2編入っていて、 1編目しか読めていないのですが、
お話はこんな感じ。
同情は美しい? それとも卑しい?優しくたって、美人だって、幸せになるのは一苦労。第6回大江健三郎賞受賞作。中編2作収録。「許せないなら別れる」――恋人の隆大が求職中の元彼女・アキヨを居候させると言い出した。愛しているのは私だけと彼は言うけれど、奇妙な三角関係の中で悩む樹理絵。これもすべて彼の優しさゆえ、と思ってみたり、帰国子女同士の彼と元彼女の間には日本とは違う習慣があるのかも、と自分も「アメリカナイズ」を目指してみたり。「就職が見つかるまでごめんね」と悪びれない元彼女のアキヨや優柔不断の彼氏に、ついに我慢しきれなくなった樹理絵がとった「最終手段」とは?綿矢節ともいえるキュートで黒いユーモアと、週刊誌連載中から痛快なラストが話題を呼んだ、笑えて切ない恋愛小説。
別れた彼女と一緒に暮らすこと・・
許せないけれど、それでも頑張って優しさをもって許す樹理絵。
か弱そうに見えて、したたかな元カノ・アキヨ。
そして、優しさと紙一重な優柔不断さを見せる彼氏。
樹理絵の友だちだったら、
「ありえなすぎるーーーー!😡」
と激怒しそう。
だけど、自分が樹理絵だったらどうだろう…?
最終的には樹理絵も大爆発してしまうのですが、
そんな樹理絵の心情が、すごーくよくわかり、
勝手に樹理絵が友だちに思えてくるのだから、
作家さんって本当にすごい。
事実は小説より奇なり、とは言いますが、
事実よりも事実っぽく書けるって、すごいです。
ふだんはあんまり小説を読むのが得意じゃないのですが、
綿矢さん、すごくおもしろかったです!(*^^*)
と声を大にして言いたくなった一日でした。
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*ばけネコ*
*1:アマゾンの紹介文から引用